自分ち(家)を比べられたらイヤだから、私は神社も比べないなぁ。
想像してください。
一生懸命お金を貯め、ローンを組んで、自分たちなりに間取りを考え、手に入れた夢の一軒家!!
もしくは、探し続けてやっと巡り会えた賃貸マンション!!
そのマイホームを大富豪のゴージャスなお家と比べられて…
やれ、小さいだの気が悪いだの言われたら、むかつきません?
私は一年中全国行脚の旅なので、
少ない月は一ヶ月に3日くらいしかいないマンションに住んでいます。
こちらの記事を書いているのも、福岡
静と福でえらい距離の差!!!(←そこ?)
ほとんどいられないけど、
私にとっては世界中で一番のパワースポット、我が家♡
富士山の麓のあのマンションの扉を開けて『ただいま』と言った瞬間が、
仕事の責任などから解放されて、一番ほっこりする瞬間です。
今、想像しただけでもパワーチャージになった
そうなのよ、一国一城の主はみんな誰しも、自分の家悪く言われたら、イヤなの。
なのにね、何で
神様のお家である神社は比べるんだろうね?
私、本当にいろんな神社に行ってるので、
どこどこの神社とどこどこの神社はどちらが気がいいですか?
とか、下手したら言われます。
その度に、冒頭の話をするんだけどね。。。
私は神社をあまり比べません。
金運が得意とか、子宝に特化してますって神社はあるけれど、それぞれ個性満載だし、
先生時代も子どもを比べることをほとんどしなかった人なので、
比べる感覚があまりないのかも。
その瞬間に、そちらのご神気に触れて、最高だな。って思うのが好き。
仮に私がどこどこの気がいいって言ったとしても、
それは私の主観であって、
あなたの感じ方とは違うから…
私がとにかくオススメするのは、比べるほど気になったんだったら
自分の足でいって、目でみて
毛穴からご神気を感じて、自分の五感フル作動でその神社を味わい尽くすこと。
ちょっと昔の伊勢参りを想像してみてくださいな。
伊勢までは徒歩で行かなければ行けなかったから、
伊勢参りするには強靭な足腰が必要だった。
そして、経済力も無ければとてもじゃないけど、のたれ死ぬ。
伊勢にたどり着くまでには、ひったくりや
宿に泊まっていたって物取りに寝込みを襲われたりもしたんだよ。
だから、お金持ち達はわざと汚い身なりをして、
お金持ちであることを隠しながら、緊張感を保って旅を続けていた。
誰も伊勢にお参りしたことがないような村では、
有志を募って、お金を貯めて、伊勢参りをするという
その若者に、皆で貯めたナケナシの生活費を渡したりした。
伊勢参りに行くってのは一世一代の生死をかけた一大プロジェクトだった。
そして、村の期待を一身に背負ったその若者が、もしも無事に帰ってこられた暁には、
『道中の〜〜ってぇ村には、それはそれはきれいなお姉さんがいてな。』とか、
『おかげ横町の、おれは西から入って何番目の宿に泊まったんだけども、、、』とか、
『鳥居をくぐると左側にはちょっとした森があって、その前には一本の灯籠、、、』
なんて具合に、話を聞く人が実際にお参りしているかのように、
詳細を何回もリピートする語り部になることになる。
その人の話を聞きながら、まだ見ぬお伊勢さんに思いを馳せる村人たち。
命かけていってるから、確かに鮮明に覚えているのかもしれないけれど、
実は神社に行ったら、写真なんて撮ってる暇はなくて、
もしくは関係ないおしゃべりしてる暇はなくて、
(神社で人の悪口とか下世話な話はほんとNGなので、鳥居の外でやってね☆)
私が働かせられる五感全てをフルスペックで
作動させて、身体一つでご神気を味わい尽くすのだ。
そして、もしかしたら一期一会になってしまうかもしれない
その神社さんとの出逢い参りを、脳内DVDに鮮明に記憶するの。
で、家に帰って、そのお参りをもう一度思い出して、脳内でお参りするとね、
ちゃんと神様が降りてきてくれたりするんだよ。
いつ見るかわからない写真に収めて、忘れ去られて失礼になっちゃうよりも、
身体一つで体当たりして手に入れた感覚は一生忘れなかったりする。
私は近所の鎮守神社の前までいって、
『今日は神様にお目通り願える自分じゃないかも。』と思って、
引き返すことがあります。
神社の気が悪いともし感じたら、、、もしかしたらそれって、
自分の状態がよくないのかも!?ってことも、ちらっと考えてみてね。
私は、そうやって無理してお参りすることはせず、
自分の気がいつでも神社にお参りできる清らかな状態に保てるように、
自分の感覚を日々、チューニングしてる。
私は寂れた雰囲気を感じたとおっしゃる神社が
よみがえっていく姿を何度も目撃しています。
それは、ちょっとした感動スペクタクル、感動巨編。
この記事、すてきだから読んでみてちょうだいな!!!
寂れた雰囲気がするってことはね、神様が寂しがってるってことかも。
だったら、それに気付いたあなたから、神様にご挨拶に行ってみればいいんじゃないかな?
『神様、元気?』ってね。人間のコミュニケーションと一緒だYO!!
そんな人間、かわいいに決まってるでしょう?